2022年
11月例会報告
2022年11月13日(日)兵庫県立神戸生活創造センター 講座研修室A
ここ連日、晴天が続いていましたが当日は朝から小雨というあいにくの天気でしたが、幸い帰る頃には雨はあがっていました。出席者は見学者2名、会員23名、合計25名でした。
役員会からの報告
■秋の展示会・実績
当番人数29名で、延べ人数59人、出品者18名で出品鉢130点(写真出品を含む)でした。参考までに前回令和元年秋の展示会の実績は、当番人数38人、延べ人数81人、出品者27人、鉢数126鉢でした。今回の展示会から会期が1日短くなり、単純に比較はできませんが3年ぶりの開催、会員や来場者の高齢化などを考えると、今の山草会の規模相応という感じでしょうか。
■例会会場について
令和5年2月の例会は東灘区文化センターと長田区文化センターのどちらにするか検討中でした。例会後に担当役員が長田区文化センターをうかがい、駐車場所を確認し、その結果42名部屋を午前午後の通しで借り、備品や台車の予約をしました。
■新年会は令和5年1月15日(日) 12時〜14時「ホテル北野プラザ六甲荘」会費6千円に決定。12月会報に案内書と出欠のはがきを同封します。
メインテーマ
バイカオウレンの植え替え実技、指導を大林会員が行いました。バイカオウレンの苗を1ポット400円で販売し、それを自分で植え替えて、来年2月例会に3年前に競作した苗も含めて持参し、見せ合おうというものです。
𠮷本会員や森田会員からは3年前の競作苗で順調に生育した株を、大林会員からは3年前の競作で株が小さくなってしまった株を失敗例として持ち寄り、どういう作り方でこうなったのか問題点や反省点が話し合われました。
卓上展示
葉の全体にうぶ毛のあり白い花が立ち上がって咲くハエマンサス・フミリス、 緑の仏炎苞がかわいいアリサルム・ブルガレ、入手したときにヨメナとラベルがついていた紫色の小型の野菊など、出展数は少なかったですが、力作が紹介されました。
ヨメナとラベルがついていた紫色の小型の野菊について、馬場会長から花を分解して解説がありました。それによると花の冠毛の長さがヨメナは見えないぐらい短く、ノコンギク類は長いので、その弁別法からヨメナではなくノコンギク類であることがわかりました。ただノコンギク類のどういう種類かを同定するのは難しく、この花はヒメノコンギクと仮にしておくことにしました。ほかにもいろいろと興味深いものが多い卓上展示でした。
卓上展示作品の一例 写真をクリックすると拡大します

●ヨメナとされた花の冠毛の長さを見る

●アリサルム・ブルガレ

●シクラメン・シプリウム

●ハエマンサス・フミリス